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ドラッグストアの薬剤師の求人の分類と特徴を知ろう

ドラッグストアは薬剤師の仕事先としてよく選ばれているものの一つです。ただ、本気でドラッグストアで働こうと思ったことがないとどんな種類があるのかを知らないかもしれません。

この記事では薬剤師の求人を分類するという観点からどのような種類のドラッグストアがあり、それぞれにどんな特徴があるのかを詳しく説明します。

(薬局での求人を探したい薬剤師が知っておくと良いコツ)

ドラッグストアの求人の分類方法

ドラッグストアでは薬剤師が必要とされている場合が多く、求人広告が活発に出されています。ただ、詳しく見てみるといくつかの観点から種類分けをすることが可能です。まず、調剤業務の有無による分類方法があります。

ドラッグストアには調剤併設型と呼ばれる調剤を受け付けるカウンターが用意されているところと、調剤は一切行っていないところがあります。また、規模によってドラッグストアを分類することも可能です。ドラッグストアには全国規模でチェーン店を展開しているところがあるのは知っている人が多いでしょう。

一方、ローカルのチェーン店もあってその地域だけ見ると大手の全国チェーンよりも店舗数が多いこともあります。また、さらに規模が小さくて数店舗だけ設けているドラッグストアもあれば、個人で経営している一店舗だけのところもあるのが実態です。

もう一つの分類方法として挙げられるのが立地の違いです。ドラッグストアは利便性の高いところに立地しているものが多くなっています。駅前や駅ナカ、ショッピングモールやデパートの中、幹線道路沿いなどが典型例です。

このような利便性の高いところに集中しているのは確かですが、住宅街の中にポツンと立っていたり、特に交通量が多くない道沿いに立地していたりするドラッグストアもあります。さらに大局的に見ると人口の多い都市部に立地しているドラッグストアとあまり人口が多くない地方にあるドラッグストアにも分類可能です。

調剤の有無による求人の違い

ドラッグストアで処方箋を受け付けているかどうかによって求人の状況にはかなりの違いが生じます。まず数で考えると圧倒的に多いのが調剤併設型のドラッグストアです。調剤併設型では調剤業務をするのに薬剤師が必要なので、処方箋枚数や営業時間に応じて適切な数の薬剤師を雇わなければなりません。

正社員でもパートでも募集がかなり多くなっていて、待遇も高い水準にあります。調剤業務をしないドラッグストアに比べると薬剤師の資格の価値が高いので給与水準はだいぶ高めになっています。調剤併設型ではないOTC医薬品販売のドラッグストアでは薬剤師を置かなくても良い場合も多々あります。

第二類医薬品や第三類医薬品のみの取り扱いであれば登録販売者がいれば問題ありません。登録販売者の方が人材としての単価が安いのであえて薬剤師を雇っていないところも多いのです。そのため、第一類医薬品を販売しているドラッグストアしか候補にならない傾向があり、求人の数はあまり多くはありません。

第一類医薬品を扱っていないドラッグストアでも薬剤師も対象として募集をしていることもありますが、資格手当が登録販売者とほとんど同じになっていて給与が低めのことが多いのが実態です。

規模による求人の違い

規模による違いは薬剤師の待遇に影響を及ぼします。全国展開をしているような大規模なドラッグストアの場合には経済基盤がしっかりしていて安定経営ができるようになっているのが特徴です。給与水準が高めなだけでなく、福利厚生も充実していて生活を楽しめるような支援を受けられることも多くなっています。

このような傾向は規模に比例するように強くなるため、地方のチェーン店くらいの規模になると福利厚生の充実度はやや低くなるのが通例です。ただ、大手との差別化をするために従業員は店頭販売で割引を受けられるなどの特典を設けていることもあります。

一方、地域で数店舗というくらいになると福利厚生を充実させることはできないのが一般的です。給与水準もやや低めになっています。業務量も多くなりがちで、残業を強いられることも多い傾向があります。ただ、営業時間がもともと短いケースが多く、定休日があるのが普通です。

定期的に休みを取れるのはプライベートを楽しみたい人にとって大きな魅力でしょう。

立地による求人の違い

立地による薬剤師の待遇の違いはあまり求人には明確に書かれていないことがよくあります。同じチェーンの二店舗の場合にも記載内容が全く同じこともあるので注意が必要です。実際には業務の忙しさや対応すべき業務の割合にかなりの違いがあります。

ショッピングモールやデパートなどの中に入っている場合には繁忙期と閑散期によって忙しさに波があるのに対し、幹線道路沿いの場合には常に多くの人が集まっていて忙しさに追われがちです。しかし、この傾向も都市部か地方かによる違いが大きく、地方では利用者がもともと少なくて時間を持て余すことも少なくありません。

立地によって調剤業務の多さに違いがあることも多く、求人によっては処方箋枚数が書いてあるので比較が可能です。ショッピングモールやデパートなどでは施設内にクリニックが入っていることがよくあります。そこで出された処方箋をドラッグストアで調剤してもらうという流れがあるので調剤がかなり頻繁に必要になるのが通例です。

幹線道路沿いの場合にも近くにクリニックがあれば処方箋を持ってくる人がいますが、あまり車通りのない道沿いのドラッグストアでは処方箋枚数がゼロということもよくあります。

ドラッグストアの選び方のコツ

薬剤師がドラッグストアで働くときには上記のように分類をして対比していくとどんな職場を選ぶのが自分に合っているかを分析できます。調剤の有無や規模の大きさ、立地の違いというのが典型的な分け方ですが、自分が気になる条件を満たすところと満たさないところで分けてみて待遇や求人の多さなどを比較してみましょう。

それを繰り返していくことで候補を絞り込んでいくと、本当に魅力がある職場が見つかります。

分類をしながらドラッグストアを選ぼう

ドラッグストアには調剤業務の有無などの違いがあることが知られていて、分類していくとかなり細かく分けることが可能です。規模や立地なども着眼点の一つで、分けてみると色々な違いが見えてきます。自分なりの基準を設けて分類し、違いを比較してみるとどんなドラッグストアが良いかがわかります。

仕事探しのときには様々な角度から分類して違いを比較してみましょう。

参考情報|アポプラスステーション:薬剤師転職https://www.apo-mjob.com/list/osaka

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